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伝統的ものづくりの「デジタル化活用」によって、

「製造業の恒常的発展」と「地域活性化」を目指す

 

O2は、「伝統的ものづくりの手法や考え方をデジタル化し、活用できるようにする」 ため諸活動を通じて、日本のこれまでのものづくりの歴史を支えてきた「職人的なものの感じ方」 や「ものごとをより良くしたいという向上意識」 に着目した【人の感性が主役となるものづくり】 の可能性 を見出し、その実現に必要となる 「最新デジタル技術の活用」 や 「改善手法」 に関する研究を進め、実践例を増やしていきます。

 

この活動の中で、私達は、「豊かな四季が織りなす日本の風土の中で製品を創り続けることの意味」 を考えながら、地域という自然の中で生きる 「感性豊かな人材と企業」 の発展可能性 にスポットを当て、応援していきます。

 

また、この諸活動を束ねるコンセプトに「Traditional Monozukuri, Digital(伝統的ものづくりのデジタル化)」 という名前を付け、その概念を具体化し、より良い未来の実現に向けて活用可能なものを増やしていきます。

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我々が 「Traditional Monozukuri, Digital

(伝統的ものづくりのデジタル化)」 をコンセプトに掲げる理由

 

コンサルタントという職業柄、“世間の最新動向” に関する質問を受けることが多い。例えば最近では、こんな質問。「IoT技術って、どんなところで活用されているの?」「Industry4.0って、具体的にはどこまで進んでいるの?」

 

日本の工業界は、この2つの大きな潮流をうまく掴み切れていないと云われている。そんな中、経済誌や新聞には 「CPS」 等、新しい定義や考え方を携えた言葉が増えてきている。私達は、そんな情報のシャワーを日々浴び続けながらも、結果、理解が追いつかず、「世の中のトレンド」 と 「自己の経験に基く感覚」 にズレが生じていくことも多い。

 

 


 

 

AI、ビッグデータ、クラウド、等々。情報産業(IT)の技術革新が進む中、日本の製造業に携わる多くの方々が、その動静について、「何か、納得がいかない」 という違和感を持ち続けているようだ。

 

この状況に対し、明確な解を返すことが、我々コンサルタント(もしくはO2)の重要な職責だということは認識しているのだが、実は私達自身も、今の流行に釈然としないものを感じ続けている、というのが正直なところなのである。我々が、自分達なりに考えた理由を以下に示す。

 

 

違和感の理由

① Industry4.0コンセプトからは、日本の製造業が大事にしてきた 「ものづくりの繊細さ」 やそれを支え続けてきた 「高度技能」 の将来性に関する解が得られない(得難い)

② ID4.0にしても、IoTにしても、「ビジネスモデル」 や 「工場生産(機械生産)」 寄りの話が多く、これまで日本のものづくりに於いて肝となっていた 「職人的な感性(Craftsmanship)」 や 「改善意識」 をどういった方向に伸ばしていくべきかという問いに関する議論の土壌が無い(少ない)

③ 製品に対する市場の渇望や、大量生産に関する 「情報」 を大量に取得し、高次に処理していくという概念は深化してきているが、その 「情報」 をどのように人が受け取るかの 「感性」 の部分に重点が置かれていないため、「人や人の感じ方が主役」 ではなく、「機械や情報が主役」 という感覚を周囲に与えている

 

つまり、グローバル規模での話題と日本の製造業で働く方々の興味は、各々 「レイヤー(層)」 が違うという感じなのだ。片方は 「ビジネスのあり方」 の話、もう片方は 「人がものを作る方法(手仕事的な作り方)」 の話。もちろん、どちらもビジネスの話題ではあるのだが、論点が大分離れているようなのである。

 

 


 

 

こういった問題意識から、我々は、「日本的なものづくり」 の良さを活かすためのIT活用(デジタルデータ活用)に関する考え方をまとめたい、自分達の手でそれを進めてみたい、という発意に到った。

 

日本のものづくりには可能性がある。その一部は、ITやデジタルという最新技術の活用で華開く。我々はそう考えている。

「Traditional Monozukuri, Digital」

それは、より確かな未来の実現に向けた我々の決意を表すコンセプトでもある。