べき論に終わることなく、実現までをクライアントと共に推進

マネージャー
2019年中途入社 後藤 亮平(精密機器メーカー出身/入社当時38歳)


【略歴】 ”精密機器メーカー出身。商業用印刷装置の設計開発に従事。主に、印刷方式の要素技術開発と印刷物後加工処理技術開発を担当。その後、オーツー・パートナーズに参画。
化学、物理、生命工学のバックグラウンドを持ちつつ、機械設計に長年携わった経験から、部門間に生じる課題解決を得意とする。開発した要素技術を製品化フェーズまで進めた経験から、製品化を見据えた要素開発の推進に強みを持つ。”

なぜ、「エンジニア」から「製造業コンサルタント」にキャリアチェンジしたのでしょうか?

日本の製造業に、より大きなインパクトを与えたいと考えたからです。前職では10年以上、技術開発に携わってきました。そのなかで形成してきた仕事の型を用いて、製造業全体に課題解決の考えを波及させることこそ、より意義深い仕事になると思い、キャリアチェンジの道を選択しました。

オーツー・パートナーズに入社した理由はなんですか?

まず、エンジニア出身のコンサルタントが多く活躍していること。コンサルティングという仕事は外から業務内容が見えにくいので、自分に適性があるのか、不惑前の自分が転職後すぐにコンサルタントとして立ち上がることができるのか確信が持てずにいました。しかし、すでにエンジニア出身者が多く活躍していることから、「確立された育成メソッドがあるのだろう」と期待感と安心感を持ちました。また、大きすぎず小さすぎないこの規模感なので、大きすぎる組織に埋もれるようなことなく、また案件が少なすぎるということもなく、自分の成長スピードを速めるフィールドであると感じたことも理由の一つです。

コンサルタント未経験の中、どのようにして知識やスキルを身に付けましたか?

基礎は研修で、応用は自学とOJTで身に付けます。コンサルタントに必要な基礎知識やお作法は(どのファームも同じでしょうが)入社後すぐに教育があります。大手コンサルファームと協業する機会もありますが、オーツー・パートナーズの教育内容は他社と比較して遜色ないレベルと感じています。基礎から先は、自ら学ぶ姿勢が求められます。社内講座を始めとして様々な方法がありますが、社外講座の受講や書籍の購入などには会社から一定の補助がでますので、意欲のある方はどんどん伸びていく環境です。

前職ではどのようなことをやっていましたか?

精密機器メーカーで、遺伝子診断デバイスの基礎開発を経験したのち、インクジェットプリンターのヘッド開発に従事しました。ヘッド設計(メカ)、インク組成決定(化学)、印刷プロセス開発に並行して携わっていました。通常は、部門ごとに分かれている業務を横断して経験できたことは、現職でも非常に役に立っていると感じています。

現在はどのような仕事をしていますか?

設計改革を軸として、主に自動車関連メーカーや重工メーカーをご支援しています。一品受注、量産を問わず、設計者は製品ごとに「似て非なる」形状の部品を作りがちです。部品形状の違いはコスト増の要因となります。設計段階から部品形状集約と亜種発生抑制が製造コストの大幅圧縮に貢献するのですが、それを効果的かつ持続的に実現する方法があります。詳しくはご入社後に説明しますね。

オーツー・パートナーズはどのような会社でしょうか?

会社の信条に「口も出しますが、手も出します」とありますが、どちらかというと手の方が多く出ている印象です。正論やべき論だけに終わることなく、それをどう実現するかまでをクライアントと共に推進できるのがオーツー・パートナーズの強みと捉えています。2022年から技術者集団である(株)XrossVate(当時のグループ企業)と合併し、更にその強みが大きく伸びていると思っています。

今後、どのようなことにチャレンジしていきたいですか?

自らのバックグラウンドでもある化学業界でのご支援を強化したいと考えています。特にスケールアップや量産時のノウハウは属人的要素が強いと感じています。社内の局在化した知見を整理・可視化し、デジタル実装することで熟達者のノウハウを誰でも使える技術に昇華させていきたいと思っています。

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