当社代表取締役社長 松本晋一より、皆様へのご挨拶
今年一年、格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
2024年12月、世界はさらなる変化の渦中にあります。自国中心主義や内向き志向が一層強まる傾向が見受けられる一方で、情報はボーダレスに拡散し続けています。このような状況において、製造業には、物理的な制約のある実体経済と、デジタル技術を活用した情報経済を統合し、効果的に活用する戦略が求められています。
特に、生成AIなどの技術革新は、業務プロセスの効率化や単純作業の自動化に留まらず、経営判断の迅速化、思考の高度化にも寄与し始めています。その活用の有無が競争力に大きな差をもたらす時代が訪れつつあります。また、経営層や中間管理職のデジタルへの理解度が、これらの技術がもたらすはずの恩恵を組織が享受できるかどうかの鍵となるのは間違いありません。2025年以降、聖域なきデジタル化の加速、経営陣を含む管理職のデジタル忌避の解消などが競争力の分水嶺になると考えています。
弊社では、これらの変化を重要なテーマと捉え、日本の製造業がさらなる進化を遂げるための支援に全力で取り組んでまいります。また、オーツー・パートナーズ自身も成長を遂げる1年とするべく、AIを含むデジタル技術のみならず、強みである製造業に関する技術知見の深化にも一層努めてまいります。これにより、事業構造や収益構造、さらには働き方、動き方などを緩やかに、着実に変化を起こし、お客様の期待を超える価値をご提供できる企業を目指してまいります。
同時に、経済的な成長だけでなく、従業員とその家族の物心両面の幸せを追求する企業としての歩みも着実に続けてまいります。
本年も多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。来る年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。
大企業から中小企業、地方のスタートアップ企業まで、
幅広い支援事例から代表的なものを紹介いたします。