製造業PM教育

実践経験豊富な講師から、現場ですぐに使えるスキルを学習

新製品開発から量産化までのプロジェクトマネジメント(PM)経験を豊富に持つ講師が、ものづくりに特化したPMの実践的かつ具体的なスキルをトレーニングします。製造業のQCD-R管理実績に裏打ちされた手法と事例をもとに、プロジェクトマネジメントスキルを修得し、全体最適化視点や心理的コミュニケーションスキルまで身につけます。

一般的なPMはPMBOKに沿っていますが、製造業固有の事情にフィットしない部分があります。オーツー・パートナーズが提供するPM教育は製造業に特化しているため、お客さまの製品開発をテーマにディスカッションするなど、実際の業務と照らし合わせながら学ぶことができます。このためトレーニング終了後から、学んだことをすぐに業務に活かせます。

こんな課題を感じていませんか?

  • 製品開発が属人化しプロセスが分からない
  • 日程遅延や手戻りが多発している
  • メンバーの役割が不明確で業務が個人任せになっている

「製造業におけるプロジェクトとは?」から理解することが重要です

ものづくりの全体像の理解

マネジメントが我流になると、プロジェクトの成功可否が属人化してしまいます。実際のプロジェクトの流れ(PJ立上げ、計画、実行、監視、終結)に沿ってプロジェクト管理スキルを習得します。当社の講師は新製品開発〜量産化においてPM実践経験が豊富であり、かつ企画構想・設計・製造・試験・出荷までの一連の開発設計プロセスの経験があります。

ものづくり特化のプロジェクトマネジメントスキル

品質第一でありながらQCDバランスを考慮した全体最適化視点でのプロジェクト運営・推進の仕方をトレーニングします。ウォーターフォール型開発による設計の手戻りや不適合問題の減少、プロジェクトの製造原価管理、WBSに基づく進捗管理などが習得できます。また上流設計でのリスク対応活動によQCDの正常化・最適化が可能となります。

心理的コミュニケーションスキル

プロジェクトのパフォーマンスがキーマンに依存すると、ひとりの作業に陥りやすく、メンタル面での深刻な問題に発展することがあります。またメンバーとの信頼関係が構築できないと、プロジェクトメンバーを健全な形で牽引できません。そこで組織の壁を補完する管理的コミュニケーションに加えて、個人のメンタル面に配慮した心理的コミュニケーションスキルをトレーニングします。

オーツー・パートナーズが選ばれる理由

理由01 プロジェクトマネジメントと開発設計の経験者が担当

プロジェクトの流れに沿って、QCD-R管理実績に裏打ちされた手法と事例をもとに、プロジェクト管理スキルのトレーニングを実施します。講師は新製品開発〜量産化においてPM実践経験が豊富であり、かつ企画構想・設計・製造・試験・出荷まで一連の開発設計プロセスをエンジニアとして経験している社員です。我流に陥らない標準的な管理手法によるプロジェクト推進ができるようになります。

理由02 20年以上の経験で培ったプロジェクト管理手法

当社はQMSはもとより、V字モデルでの開発設計プロセスで20年以上の経験と、品質管理、コスト管理、納期・工期管理、リスク管理の多数の実績があります。その実績を活かし、品質第一でありながらQCDバランスを考慮した、全体最適化視点でのプロジェクト運営と推進をトレーニングします。設計の手戻りや不適合問題の減少、プロジェクトの製造原価管理(損益管理)、WBSに基づく進捗管理、上流設計でのリスク対応活動によるQCDの正常化と最適化が実現できます。

理由03 心理カウンセリングスキルを有する講師陣

プロジェクトの推進には組織の壁を補完する管理的コミュニケーションに加えて、個人のメンタル面に配慮した心理的コミュニケーションスキルが必要です。当社の講師は管理職経験を持ち、メンバーのメンタル面に配慮したコミュニケーションに長けています。メンバーの信頼関係を作り相互理解を進められれば、良好な人間関係による連帯行動・相互支援・相互補完が生まれます。そしてメンバーが一致団結してプロジェクトを推進できるようになります。

支援事例

モデルケース QCD-Rの計画を見える化

社名産業機器開発メーカー
課題
  • 全てのプロジェクトで工程遅延が慢性的に発生
  • メンバーの担当・期限・役割が不明確であり、担当者任せになっていた。
施策例
  • ゼロからものづくりマネジメント教育(PM教育:全10回・期間6ヶ月)の実施
  • 実施中のプロジェクトを題材にプロジェクト管理帳票(WBS、リスク管理表など)を作成
  • 各種問題事象を設定して模擬プロジェクト報告会をOJT的に実施
  • ※プロジェクト憲章、WBS、大日程・中日程、EVMシート、リスク管理表、製造原価管
成果
  • QCD-Rの計画を見える化するにはWBSの明確化が重要であることが分かった
  • 管理職含め全社員に教育をしてほしい
※現在プロジェクトを支援中

モデルケース 調達品管理のブラックボックス化を防止

社名医療機器メーカー
課題
  • コストは材料費の実績把握だけで、設計工数などを管理できていない
  • 作業計画が明確化されておらず、工程遅延が明らかになるまで放置されている
  • 開発が常に後手後手になっている
施策例
  • WBSの作成トレーニング:ものづくりの流れやプロジェクト推進の理解、大日程・中日程スケジュール作成
  • 進捗管理トレーニング
  • コスト管理トレーニング:プロジェクトの製造原価の内訳、製造原価管理表の作成
お客さまの声
  • クリティカルパスの理解にもとづくスケジュールの作成が身に着いた
  • 製品開発に関与する人・部署の多様さやそれぞれの役割などを学んだ
  • プロジェクト推進にはメンタルケアを意識したコミュニケーション方法が重要であることが分かった
  • 調達品の管理のブラックボックス化を防げるようになった
  • 第2期のPM教育も実施したい

モデルケース リスク管理スキルが向上

社名自動車OEMメーカー
課題
  • プロジェクトの進め方が属人化
  • 品質最優先のQCD管理の意識が低い
施策例
  • 製品開発における品質(Q)、コスト(C)、納期・工期(D)、リスク(R)の意味と関連性の理解
  • 問題発生時のQCDのバランスや優先対応の考え方のレクチャー
  • QCD-R視点で捉えたプロジェクト推進と管理手法のトレーニング
  • QMSや各種会社規定の重要性と関連づけたプロジェクト管理スキルの理解
成果
  • キックオフがおざなりだとプロジェクトがうまく回らないのは当たり前だと気づかされた
  • QCDへの影響度の数値化やリスク内容に応じた戦略の明確化などリスク管理スキルが向上した
  • ベンダーサーベイや品質管理活動などの重要性を明確に理解できた
  • 業務のブラックボックス化やリスク回避のための外部会社とのコミュニケーション方法が学べた


QCD改善から戦略策定まで
どの工程からでも支援を始められます

製造業特化のコンサルティングサービスを20年にわたり提供。
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